土
11
2月
2012
第2回 ソーシャルブランディングカレッジ 〜田中正造と森づくり 1〜
第2回 ソーシャルブランディングカレッジのご案内です。
今回のセミナーから、前半のソーシャルメディアの具体的活用法とともに、後半は具体的なソーシャル事業づくりをオン・ザ・ジョブで、ともに学んでいきたいと思います。
最初のテーマは明治期の社会運動の中心的人物、田中正造の没後100年を基点とした地域での社会的な活動も模索です。
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<参加費>
エコロジーオンラインネットワーク会員 無料
一般:5000円
*エコロジーオンラインネットワーク会員とは
エコロジーオンライン会員
イオルインターナショナル会員
ソーラーシティジャパン会員
Revolution11会員(2名まで無料)
とちぎのそら友の会会員(2名まで無料)
<講座スケジュール>
第一部 14時~15時
Facebookの基礎とその世界観
第二部 15時10分~16時40分
田中正造と森づくり
<今後の予定>
・3月25日
Facebookグループを中心とするコミュニケーション機能
田中正造と森づくり2
・4月29日
Facebookページを核とするバイラルな情報発信
田中正造と森づくり3
水
11
1月
2012
使い方次第で大きく変わるソーシャルメディアでのネットワーク構築
Facebookはみんなでほめあって気持ちが悪い─。
正月明け、Twitterを眺めていると、こんな意味のつぶやきを発見しました。最近IT企業では、上司が近況を投稿すると、先を争って「いいね!」ボタンを押す傾向が強いらしく、ひょっとしてこの人はそうした使われ方に違和感を感じたのかもしれません。
「人」を中心にしたコミュニケーションを得意とするFacebookは、同様のことが起きやすいメディアだと思います。IT企業に勤めていなくても、地域の団体に所属している人の投稿に、多くの「いいね!」や「コメント」がつくことをよく見かけます。そうした人の投稿にちょっと近寄れないな〜と感じることもありますよね。
リアルな会社や団体の力関係をそのままソーシャルメディアに持ち込んでしまうと、新しい人が参加しづらい環境をつくってしまう。こうしたことは地域通貨などのクローズなネットワークによく見られることです。不思議なことですが、ネットワークがしっかりとすると、逆に新しい人が入りづらくなるというジレンマが生まれるのです。経験上、オープンなネットワークをつくろうと思った場合、ある程度の緩さを確保した方が、成功するような気もします。
あなたはTwitter疲れを経験したことは?
その点、多数の人の思いが行き交うTwitterは、Facebookにくらべてオープンで、エキサイティングです。実際に会ったことがない人たちがアグレッシブに議論していることもなども見かけ、これまでになかったようなコミュニケーションのパイプが日々生まれていきます。
東日本大震災に連動して起きた福島の原発事故後、放射能汚染や脱原発、再生可能エネルギーを巡って、いまだに熱い議論が続いています。その議論が、エコロジーオンラインのTwitterにも飛び火し、地球温暖化防止についての投稿をしただけで、「まだそんなことを信じているの?と」いったRTをされて対応に困ったこともありました。
僕らの仲間のなかには、こうしたアドレナリン満載の情報に疲れてしまって、Twitterを見るのも嫌だという人も出てきています。Twitterは大手メディアが扱いづらい情報を紹介するツールですから、うまく付き合えば有効活用できるのですが、鉄火場のような情報環境について行けない人もいるのです。
エコロジーオンラインというNPOを運営してきて、エコに前向きな人でも、アグレッシブに社会を変えたいと願う人、自分の生活から地道にやろうと考える人、いろいろなタイプの人がいることがわかりました。前者のタイプは自分らが何も手伝わなくても積極的に動く人たちです。おそらくTwitterなども有効活用できる。一方で後者のような人たちは、地域や家族の現実と向き合って、小さなところから変えていきたいタイプ。そんなに強く情報発信はしないけれど、なかなか目にすることのない貴重な情報を投稿をしてくれます。
小さな声にいかに耳を傾けられるか
ソーシャルメディアは多くの人が思い思いの発言をして、良い部分を評価しあい、足らない部分を付け足して、よりよきものに変える力もあります。地域では孤立していても、ソーシャルメディアでつながった全国の人に応援してもらって、がんばる勇気を得る人もいます。
Twitterにも、Facebookにも、その使い方に応じて、社会をよくする力が存在します。いかにこのツールをつかって社会をよき方向に変化させていけるのかを、それぞれに合った方向で考えていくのが良さそうです。
自分が運営するエコロジーオンラインや、ソーシャルエコロジー研究所の仲間は、先ほどのタイプ分けで言えば、後者の方が多くいそうです。そのため、自分自身は、小さな声にいかに耳を傾けられるかという観点から、このソーシャルメディアを使っていけたらいいなと思っています。
みなさんはどんな風にソーシャルメディアと付き合っていますか?
ご意見をお聞かせくださいませ。
土
07
1月
2012
NPO法人エコロジーオンラインが ソーシャル・ブランディング・カレッジを開講!
ソーシャルメディアを知らないとつながれない5年後の未来!
ソーシャルメディアを使ったマーケティングをわかりやすく表現するなら、巨大なネットの力で拡大される“口コミ”と言えます。ここ数年、この『力』によってアメリカに歴史上初の黒人大統領が誕生し、中東各国の独裁政権が次々と倒れてきました。
ソーシャルメディアがもたらした変容は私たちを取り巻く世界にも大きな影響を与え始めています。良い情報も、悪い情報も、インターネットの“口コミ”の『力』によって増幅され、社会全体に大きな影響を与えていくようになりました。この力を無視しては企業活動が成り立たなくなる日が迫っているのです。
コトラー博士が予言!マーケティングは3.0にシフトする。
こうした現象を目の当たりにしたマーケティングの神様コトラー博士は『マーケティング3.0』を提案しています。未来企業はこの力を無視できず、社会的な課題に真正面から向き合うようになり、収益と企業の社会的責任がうまく両立する段階に入ると予言しています。社会的な意義をともなった活動をする企業人たちがこのメディアを通して確固たるブランドへと成長するのです。
ソーシャル・ブランディング・カレッジを開講します!
インターネットを通して社会的な課題を解決するためにエコロジーオンライン(EOL)が創立されたのは2000年。ミュージシャンたちと組んだアーティスツパワーの立ち上げや、環境省や林野庁の国民運動のサポート、また自らも「そらべあ」という環境キャラクターを生みだし、地球温暖化防止のための幅広い活動を行ってきました。
そして現在は、ウェブを基盤とする情報発信の活動から、幅広くソーシャルメディアを使いこなす団体へと変化。その実績をもとにソーシャルメディアを使ったCSR、顧客獲得、ブランディングに関する事業を展開しています。ライオン、ヤマトホールディングスなどのCSR報告書の第三者意見も担当し、環境省とともにエコアクションポイントの推進にもあたっています。
このカレッジは、ソーシャルメディアを有効活用し、社会的な課題を解決するためのソーシャルアントレプレナーを育てていくプロジェクトです。ポスト福島で大きく変化した日本社会の方向性を鑑み、ローカルな場である栃木県佐野市という地域からカレッジをスタートさせようと思います。
ソーシャルブランディングカレッジ開催概要
<参加費>
エコロジーオンラインネットワーク会員 無料
一般:5000円
*エコロジーオンラインネットワーク会員とは
エコロジーオンライン会員
イオルインターナショナル会員
ソーラーシティジャパン会員
Revolution11会員(2名まで無料)
とちぎのそら友の会会員(2名まで無料)
*佐野に来られない皆様向けに、Ustream、Youtube等で中継&録画中継も予定しています。
<講座スケジュール>
第一部 14時~15時
ソーシャルメディアの歩き方
『ソーシャルメディアとは何か?』
第二部 15時15分~16時15分
ソーシャルブランディング基本講座
『CSRとマーケティング3.0』
16時半終了
<今後の予定>
・2月26日
井戸端会議は光のスピードで進む!
社会をよくするビジネスとは
・3月25日
バイラルという考え方
エコロジー抜きには企業活動は語れない。
・4月29日
ソーシャルメディアは相互扶助が基本
コーズマーケティングってなに?
5月27日、6月24日にも予定しています。
<お問い合わせ>
特定非営利活動法人エコロジーオンライン
有限会社ソーシャルエコロジー研究所
栃木県佐野市植上町1331番地6
Tel:0283-23-9758 Fax:0283-27-7217
担当)佐藤
水
04
1月
2012
米女性刑務所で使われるトラウマワークブックと被災地支援
みなさん、あけましておめでとうございます。
東日本大震災と、福島原発事故という未曾有の大災害に翻弄された2011年が終わり、新しい年が始まりました。
民主党政権下、混乱を極めた震災対応も、第3次補正予算の成立によって、本格的な復旧・復興が見えてきました。自分が代表を務めるNPO法人エコロジーオンラインでも、被災地の復興の柱の一つとなる再生可能エネルギーの支援などで、ぜひ協力して行きたいとがんばっています。
さて、そんな年の正月。
帰郷した姉・上岡陽江(薬物依存者のケアに関わる仕事をしている)の手伝いをすることとなり、アメリカの女性刑務所で使われている「Trauma in life」というワークブックの抄訳をしてあげることになりました。
わが国では、今回の大震災のような天災、交通事故、性犯罪、DV、虐待などのサバイバーをサポートする社会的環境が整っておらず、姉のような民間人によって支えられているのが現状。そのために西欧の文献を参考にしないといけないのだそうです。
木
14
7月
2011
次なる文明への道を照らす「パッシブデザイン」という思想
ホテルオークラ東京で13日、「パッシブデザインコンペ」が開催された。開く・繋がる・応答する形、という副題のついたこのコンペティションへの応募総数は517件。住宅、技術・製品、住まい手・ライフスタイルの3部門に分かれ、一次審査を通過した31件のなかから、大賞、優秀賞、佳作の作品が選ばれた。
そもそも「パッシブデザイン」って何?と、思っている人のために、審査委員長の野沢正光氏の言葉を紹介しておこう。
単なる建築でなくライフスタイルも表彰の対象に
『私たちが考える「パッシブデザイン」は、建築や住宅や地域の環境が持つエネルギー、ポテンシャルを活用し、積極的に環境と応答するもの、と捉えることができます。二次的に付加されるもの、たとえば機械設備などに頼ることなく、地域・敷地の読み取り、プラン、形態、材料、構造強度、植栽・外構等々の設計行為の中に溶け込んで計画されていくものです。同時に、住まい手がアクティブに自然環境と応答し生活を楽しんで暮らすことが重要となります。』
昨今、ゼネコンやハウスメーカーの取り組みで、エコロジーや環境を謳わないものはない。自分も実際に多くの省エネ建築やエコハウスと言われるものを見てきた。その多くが、家電メーカーがつくり出す機械設備に頼ったり、地域の微気候や、生態系、文化とのつながりを感じさせない建築が多いと感じてきた。現代のテクノロジーに守られ、閉鎖的な空間と化した家を、自然とのコミュニケーションをベースに、地域の環境に開いていくことが、このコンペティションの大きな狙いなのだと思う。
大賞作品の展示に集まる参加者
そもそも「パッシブ」という言葉は、英語の文法で知られているように“受動態”を意味する。この反対語は「アクティブ」だ。
たとえばこの2つの言葉を、エコ業界的に「アクティブソーラー」と使えば、太陽光発電や太陽熱温水器のように、積極的に太陽のエネルギーを取り出す技術を表し、「パッシブソーラー」と使えば、太陽のエネルギーを機械を頼らずに蓄熱したり、遮熱したりする技術を総称する。
この2つの言葉を考えたとき、コンテンツ業界的に使う「プッシュ」と「プル」の関係に近いのだと、個人的に思っている。
コンテンツの世界では「プッシュ」から「プル」の時代に入ったと言われる。多くの人が「プッシュ」されてくる情報より、自らが発見した情報を信頼する。つまり、相手を「プル」できるコンテンツが力を持つわけだ。そのために、顧客の思いをしっかりと受け止め、彼らとともにコンテンツをつくりあげていくことが理想とされる。この流れはソーシャルメディアの流行によってますます顕著になってきている。(昨今ではCSRブランディングも同じ流れになってきている)
一方、産業革命以降の私たちの文明を振り返ってみると、それまでは発見されていなかった化石燃料や、原子力のエネルギーから、「アクティブ」にエネルギーを取り出してきた。自然という想定外のことをする相手に対して変化を余儀なくされる「パッシブ」は、標準化が難しいために後回しにされてきた。その結果、化石燃料からは、煤煙やCO2が生まれ、原子力のエネルギーからは、放射性物質や核廃棄物が生まれてきた。豊かな暮らしを求めた結果、生まれてきたネガティブな要素に振り回されているのが、現代人だと言えるだろう。自然を破壊しないように見える太陽光発電だって、アクティブであるが故に、導入の仕方を間違えるとパネルというごみを大量に生み出す可能性だってある。
原油やウランが枯渇する資源であり、地球温暖化や放射性物質のおぞましい汚染を目の当たりにした私たちは、どんなビジョンを100年の計として掲げるべきだろう。その全容は一朝一夕にはできないわけだが、いつでも、どこでも、私たちのまわりにある太陽のエネルギーや、それが変化した資源をしっかり見直し、自分たちのライフスタイルに、どのように取り入れ、どのように取りさるのかという、ある種双方向な技術が、顧みられるべきであることだけは間違いない。ここらへんはソーシャルメディアの到来で変わり始めたコンテンツの世界と不思議に符合する。フラットで双方向性なあり方が本当の意味での“スマート”なテクノロジーだと言えるだろう。
そんなことを思いながら、第一回目となる「パッシブデザインコンペ」に参加したのだが、まだまだ「建築」という狭い世界での取り組みに終始したのが残念だった。この潮流が、そうした狭い業界の枠を越え、様々な領域に影響を与えることが、本当の意味で新しい文明を生んでいくということにつながるのだと感じる。次の展開を期待したい。
金
04
2月
2011
ソーシャル・ファームってなんだろう。
1月30日、国会議事堂に近い全国社会福祉協議会・灘尾ホールで行われた「ソーシャル・ファームを中心とした日本と欧州の連携」と題された国際シンポジウムに参加してきました。財団法人日本障害者リハビリテーション協会の協力のもと国際交流基金が主催したものです。
『「ソーシャル」という言葉が氾濫して、何を意味しているのかよくわからないですよね』
最近、そんな声もよく聞きます。
そういえばエコロジーオンラインでも、昨年くらいから頻繁に「ソーシャル」という言葉を使うようになりました。私たちの場合、メディア的に「ソーシャル」を使うときは、「社交・交際」という意味、ビジネスの場合は「社会貢献型」といった意味で利用しています。
今回参加したシンポジウムのテーマは「ソーシャル・ファーム」。ブームと言っても過言ではないくらいに盛り上がっている「ソーシャル・ビジネス」と一線を画す、福祉の現場と直接的につながる事業のシンポジウムでした。
月
19
7月
2010
ユニクロがソーシャルビジネスで途上国を支援!
ユニクロとグラミン銀行がタッグ
今年、ビジネスの世界で話題になった言葉にBOPがあります。「ベース・オブ・ザ・ピラミッド」もしくは「ボトム・オブ・ザ・ピラミッド」の略語で、世界の所得別人口ピラミッドの底辺層を意味します。経済産業省がまとめた資料によれば、世界人口の約7割にあたる約40億人が、年間所得3,000ドル未満の収入で生活しています。しかし、その市場規模は5兆ドル!このBOP層の生活を向上させる商品を手がけるビジネスが世界で注目を浴びているというわけです。
BOPのように社会的な課題解決に取り組むビジネスを「ソーシャルビジネス」と呼びますが、この分野で大きな話題となったニュースがあります。「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏を総裁とするグラミン銀行と合弁企業を設立すると発表したのです。報道によればバングラデシュの貧困層向けに衣料品の製造・販売をする事業を手がけると言います。
日本の蚊帳がアフリカを救う!
経済の底辺にいる人たちに対してビジネスが成り立つのかと思う人もいるでしょうが、すでにいくつかの成功事例が生まれています。日本人が取り組んだマラリア対策としての蚊帳の普及なども有名です。アフリカのサハラ砂漠以南を中心に年間約3億人がマラリアにかかり、そのうち約100万人が死亡していると言われます。子どもたちの多くがその犠牲になります。この病気の蔓延を防ぐには病気の媒介となる蚊との接触をいかに減らすかが重要。その対策に日本では姿を消しつつあった蚊帳が有効であることがわかったのです。こうして国連からの寄付などをベースに日本の企業やNGOによる蚊帳の販売や寄付が始まりました。その結果、マラリアで亡くなる人たちが減少し、2015年には撲滅も可能と言えるまでに状況が改善しました。
みなさんご存じのように高齢化が進む日本のような先進国の市場は縮小しつつあります。一方、中国やインドの発展に象徴されるように新興国や途上国の市場は大きく拡大を始めました。そんな時代のうねりがBOPビジネスを後押ししているとも言えるでしょう。
海外の企業もこのビジネスに対する取り組みを始めています。たとえばユニリーバは洗剤などを小袋に分けて販売することで購買のハードルを下げ、「沢山の人々」×「少しずつ買う」×「毎日使う」=「大量の消費」というビジネスの構図をインドで成立させました。その結果、現地の公衆衛生の取り組みに効果があったと言われています。明治以降、貧しかった頃の日本の企業家たちも社会をよくするために会社を興しました。まさにBOPビジネスはそれを世界規模でやろうと言うことなのだと思います。
途上国に雇用を生み出すフェアトレード
その反面、途上国では女性を中心にまだまだ仕事を手にすることができない人がたくさんいます。そうした人たちを雇用して事業展開するビジネスもあります。これがフェアトレードと言われる事業です。フェアトレードを手がける事業家は搾取されがちな途上国の労働者に対し、適正な利益を分配し、国際間での公正なトレードを目指します。
先ほど紹介したBOPビジネスが大手企業を中心に盛り上がっているのに対し、フェアトレードは小さなNGOや社会起業家たちが中心です。しかし、今回のユニクロのビジネスモデルは、グラミン銀行の借り手である農村部の女性を通じて現地生産した衣料品を販売するなど、しっかりと現地の雇用を生み出しますから、フェアトレードとBOPの中間に属するような事業であると言えます。そういう意味で一歩踏み込んだ事業であると言えます。ぜひ、成功させてもらいたいものです。
フェアトレードは地球環境問題との関係も深く、様々な取り組みも生まれて来ています。これについてはまた別の機会にでも紹介しようと思います。
火
16
3月
2010
ジャック・ジョンソンがツアーの収益を100%寄付
ハワイ在住のミュージシャン、ジャック・ジョンソンが、昨年7月から10月にかけて実施したツアーの収益金すべてをチャリティに寄付することになった。
ジャックはエコロジーに熱心なミュージシャンとして知られ、このツアーについても移動の際には環境に優しい燃料のバイオディーゼルを使い、観客にも車のシェアを呼びかけていた。また、ツアーグッズについても環境配慮したものを販売。コンサート会場ではリユースやリサイクルを徹底し、カーボンオフセットなどを推奨していた。
彼は現在、6月に発売されるニューアルバム「To The Sea」を、太陽光発電設備を設置したハワイとロスのスタジオでレコーディング終了。前作アルバムについても再生紙や生分解性のプラスチックを利用していることから、グリーン度の高さではピカイチのアルバムとなるだろう。このアルバムを記念して新しいツアーは始まるということだ。
>>Jack Johnson To Donate All Green Tour Profits To Charity
日
14
3月
2010
音楽業界のフットプリント 4割はファンの移動から
イギリスの音楽業界から排出される温室効果ガスは、炭素換算で年間54万トンという調査結果が発表された。この調査を手がけたのはイギリスとアメリカの研究者たち。2007年に実施したいくつかのサンプル調査をもとに業界全体の数字を類推した。
その報告によれば、最も排出の多かったのはコンサートに参加するファンの移動からのもので全体の43%。コンサートホールからのものが23%、アルバムの制作と販売から26%という数字だった。
>>Carbon soundings: greenhouse gas emissions of the UK music industry
>>Study Reveals UK Music Industry’s Annual Carbon Footprint
水
10
3月
2010
グリーン!グリーン!グリーン! 第82回アカデミー賞
3月7日、ハリウッドのコダックシアターで第82回となるアカデミー賞授与式が行われた。作品賞、監督賞など6部門で受賞した「ハートロッカー」は女性監督のキャスリン・ビグローの手によるもの。本命候補の筆頭にあげられたジェームズ・キャメロン監督の「アバター」は3部門の受賞に止まった。女性監督の作品および監督自身がアカデミー賞を受賞するのは初めてのことだ。折しもそのニュースが国連が定めた「国際女性デー」の3月8日。働く女性たちにとってはこの上ない励ましとなったのは間違いない。
さて、「ハートロッカー」の奮闘が目立った今年のアカデミー賞だが、もうひとつ大きな話題を提供したことがある。それはアカデミー賞の“グリーン化”だ。日本のイルカ漁を題材にした「The Cove」の長編ドキュメンタリー賞受賞は日本の新聞やテレビでも紹介されたが、他にもグリーンな話題が満載だったのだ。
今年のアカデミー賞グリーン化の中心となったのはやはり「アバター」だ。架空の惑星の出来事として描かれたこのストーリーだが、実際に地球上で起きている環境破壊と深くリンクする。そのため、キャメロン監督が作品賞や監督賞の受賞スピーチを通して、環境破壊に対してどんなメッセージを発信するかが話題の的だった。その機会に恵まれなかったのは残念だが、夫人のスージー・キャメロンが自身が主催するコンテストで優勝した作品を身につけて登場。エシカルファッションで話題を提供した。
“ミューズ”という自然環境をテーマにしたフリースクールを手がけるスージー夫人だが、その活動のファンドレイジングの一貫として“レッド・カーペット グリーン・ドレス”というプロジェクトを企画した。自分がアカデミー賞に着ていくグリーンな服をインターネットを通して公募。優勝作品として選ばれたのがミシガン州立大学でテクスタイルを専攻する学生のジリアン・グランツがデザインしたブルーのドレス。蚕を殺さずにつくられたシルクを使い、布をムダにしないデザインを採用した。
このドレスがお披露目されたのはアカデミー賞の前に行われた“Global Green Pre-Oscar Party”だった。Global Greenという団体がここ数年手がけているパーティには、レオナルド・ディカプリオやジェシカ・アルバなども参加。ハリウッドのセレブたちと環境保護に関わる人たちのネットワーキングを目的としている。
Ecofab TV: 2010 Global Green Pre-Oscar Party
キャメロン夫人とともにエシカルにきめたのは、主演男優賞候補となったコリン・ファース夫人のリビア・ファースだ。彼女は“From Somewhere”というリサイクルファッションを手がけるブランドのデザイナーによるドレスで登場。宝石、バッグについても環境に配慮して選択したことを明らかにしている。
Oscar’s Green Gowns: Livia Firth In Upcycled Orsola de Castro
(他の参加者のエコファッションについては下記をどうぞ!)
Who Wore Green on the 2010 Academy Awards Red Carpet?
最後に参加者に配布されたのがハイチの子どもたち50人への食料援助をセットにした“FEED HAITI”エコバッグだ。トム・ハンクス、マット・デイモン、サラ・ジェシカ・パーカーなどのハリウッドのセレブたちがこんなエコバッグを持って買い物に行く姿を想像するだけで楽しくなる。
Oscar Swag Reaches all-Time High at £61,000, FEED Haiti Goody bags Worth $200
金
19
2月
2010
ブロスナン、ブラピ、ディカプリオ・・・セレブたちのエコサイト
ピアス・ブロスナンのウェブサイト
アメリカのエコロジーサイト「ecorazzi」が10 Sexy Green Celebrity Websitesと題し、セレブたちが関わる10のグリーンなウェブサイトを紹介している。この特集で紹介されたのは、ピアス・ブロスナン、ブラット・ピット、ロバート・レッドフォード、ダリル・ハンナなどのハリウッドセレブたちの取り組み。自然保護、生物多様性保全、地球温暖化防止、ミートレスデーの推奨など、思い思いの取り組みを紹介している。
木
18
2月
2010
ディカプリオが地球温暖化防止法案で米国民にビデオメッセージ
アメリカのプリウス人気に火をつけたと言われるレオナルド・ディカプリオ。現在の彼は米議会で審議中の地球温暖化防止法案の成立に向けて力を注ぐ。彼自身が評議員を務める「The Natural Resource Defense Council Action Fund」のキャンペーンの一環でビデオでのキャンペーンを実施。SNSなどのソーシャルメディアを積極的に利用したキャンペーンで全米の話題となっている。
木
18
2月
2010
トム・ヨーク、コペンハーゲンCOP15に突撃!
日本でのツアーをグリーン電力証書で実施するほど環境保護に熱心なレディオヘッド。フロントマンのトム・ヨークは一昨年、イギリスの2050年のCO2排出を80%削減させる法案を成立させるキャンペーンに参加するなど環境NGOとの関係も深い。昨年末のCOP15の際にはなんと自分自身で手に入れたプレスパスで市民として参加。当日の会場でインタビューに応じ、交渉の行方の不透明さを批判する内容の発言している。さすが気合いが入っている。
Social Ecology Institute